映画について2009/03/08 22:35:52

『映画芸術No.426』
2008BEST&WORSTでの、荒井晴彦氏の評より(p054)

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『(前略)知らないことは無いことだ、人生では映画みたいに「実は」と「本当」を画にして見られるわけじゃない、だから、目の前の人の言ってることだけが「真実」だ。嘘かどうかも分からない。聞いて知っても見たわけじゃないから、本当かどうか、頭の中で想像してみるだけだ。なんか、そんなことを、映画の「実は」がウソなんじゃないかということを『ヴァイブレータ』の食堂のシーンを書いた頃から考え始めた。(後略)』

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『深海のYrr(イール)』2009/03/08 22:43:41

ぷはあ〜っ。

どんと分厚い文庫本(700ページはあったのじゃないか?)が上・中・下で3冊。
もともと遅読の私が2週間で読む、ということがそもそも無理でありました。
で毎夜の深夜読書、しまいにはクマが出そうになって、3週間でようやっと読み終え、返しました。
ごめんなさい、○○図書館さん。m(_ _)m

しかし、話題になるだけのことはあるスケールの大きさと情報量の膨大さ。人物描写もしっかりしている。

久々に大型本格SFを堪能した気分。とは言え、そんな読書家ではありませんが。

あとがきによれば、はやハリウッドで映画化が進行中とのこと。それはそうでしょう。
しかし、あの文量を映画化するとなると大胆な省略が必要ですね。
恐らく、シグル・ヨハンソンとジューディス・リーの対決に絞ってくるのじゃないかな?

キャスティングは、本当なら北欧系ということもあって、シグルにはエルランド・ヨセフソンが雰囲気から言っても適役と思われるのですが、ちょっと歳を取り過ぎですね。
とすると誰だろう?
ジョージ・クルーニーは年格好はいいと思うけれど、ギラギラしすぎ。
リーの方は、すぐに頭に浮かんだのは、ニコール・キッドマン。
ナオミ・ワッツもいいかな。

ただ、作品のイメージ的に「アビス」とかぶりそうなリスクがありますね。
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