放射性物質による農産物汚染を計算してみました2011/03/20 12:56:30

朝日新聞記事【Q&A】農産物から放射能、食べても平気?
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103200071.html


読んでも分からない。
例えば、今回汚染されていることが分かった牛乳を1リットル飲むと人体への影響は約33マイクロシーベルトで、これは1回のX線検診時の放射線量の20分の1、としているが、この33マイクロシーベルトというのは、毎時なのか、毎分なのか、毎秒なのか?

放射性ヨウ素に汚染された(放射性ヨウ素が含まれた)牛乳を飲めば放射性ヨウ素を体内に取り込むことになると思うが、これは甲状腺に溜まるらしい。
放射性ヨウ素の放射能が半減する期間(半減期)は約8日。


仮に33マイクロシーベルト(以下、ms)を毎時とし、この放射能が4分の1になる16日間に体内被爆する放射線を計算してみました。

1日目:33ms×24h=792ms
16日目:33ms×24h÷4=198ms
16日間の総被曝量:(792+198)ms×16日÷2=7920ms

これは16日間までの計算ですから実際に取り込まれた放射性ヨウ素の放射能が無くなるまでの体内被曝量はまだ多くなる筈です。

記事は、この総体内被曝量がX線検診1回の20分の1と行っているのでしょうか?

同様に今回、最大の汚染値になったホウレンソウを1キロ食べると約330msとなっていますから、
同様の計算をすると79,200ms=79.2ミリシーベルトとなります。

妊婦のX線撮影の際の胎児へのリスクは50,000msまでは「問題がないとされている」とのことですから、ホウレンソウ1キロ(ってどれくらいだろう?)を食べた時の被曝量はこれを超えることになります。
1度に50,000msと16日間で79,200msという期間の違いがどう影響するかは分かりません。

また一般人についての年間被爆線量は1ミリシーベルト=1,000msとなっていますから、上記の計算では牛乳1リットルを飲めば優に越えてしまうことになります。

セシウムだと半減期は30年ですから、体内被曝量は更に大きくなることになります。

門外漢の私がざっと計算してみると上記の結果になり、今回の農産物の汚染は看過出来ないことになります。
正確なところを知りたいですね。
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