外交カード ― 2006/03/07 23:48:07
中国の李外相が、小泉の靖国参拝を異例の強い口調で非難したそうだ。
で、記者にその感想を聞かれて小泉が言ったのが「靖国は外交カードにはなりません」
自分たちの2世代、2世代前の家族が実際に殺された、その加害者に当たる人物を認める行為を非難している、それは本当の気持ちからそうしているのではなく、外交の手段としてそういう事実を利用しているに過ぎない。そんな手には乗らないよ、と小泉は言っている。
それって、中国の人たちへの大変な侮辱ではないのか?
で、記者にその感想を聞かれて小泉が言ったのが「靖国は外交カードにはなりません」
自分たちの2世代、2世代前の家族が実際に殺された、その加害者に当たる人物を認める行為を非難している、それは本当の気持ちからそうしているのではなく、外交の手段としてそういう事実を利用しているに過ぎない。そんな手には乗らないよ、と小泉は言っている。
それって、中国の人たちへの大変な侮辱ではないのか?
真夜中のピアニスト ― 2006/03/13 01:02:47
■2005年ベルリン映画祭 銀熊賞(最優秀音楽賞)受賞
う〜ん。面白くなかった。確かハーヴェイ・カイテル主演の「マッド・フィンガーズ」のフランス版リメイクではなかったか?
暗黒の中、鍵盤の上を滑らかにすべるように動く指先、というイメージなら、暗闇の世界とピアノの奏でるメロディの豊かさととのアンマッチがすごく魅力的に見えたのでは、と思うが、暗闇の世界がチンピラまがいの地上げ屋程度では、アンマッチさに深みが出ない。
原作もこんな話だったのだろうか?
う〜ん。面白くなかった。確かハーヴェイ・カイテル主演の「マッド・フィンガーズ」のフランス版リメイクではなかったか?
暗黒の中、鍵盤の上を滑らかにすべるように動く指先、というイメージなら、暗闇の世界とピアノの奏でるメロディの豊かさととのアンマッチがすごく魅力的に見えたのでは、と思うが、暗闇の世界がチンピラまがいの地上げ屋程度では、アンマッチさに深みが出ない。
原作もこんな話だったのだろうか?
北陸・金沢にコミュニティシネマを! ― 2006/03/14 19:37:34

以下は私がインターネット新聞JANJANに投稿した記事です。(2006年2月15日掲載)
今、北陸・金沢でコミュニティシネマ設立のための署名活動を始めている。
数年前から、全国各地で郊外の複合型映画館(シネマコンプレックス、以下、シネコン)が出来、その影響で街なかにあった映画館が次々と消えていっている。金沢も例外ではなく、かつて繁華街・香林坊にあった映画街も姿を消し、今や街なかにあるのはデパート内にある映画館シネモンドと成人映画を上映する駅前シネマだけだ。
そこで3年前に映画館のスタッフや映画ファンが集まり、金沢にコミュニティシネマを造ろうと言う運動を始めた。
コミュニティシネマとは、建物などハード面を自治体がサポートし、運営などソフト面をNPOなどの民間団体が担う「公設民営」の映画館だ。
ハリウッド作品など商業的に成立する映画はシネコンなど商業映画館で上映され、大量宣伝もあって映画は一見隆盛のように見える。しかしその一方で、多くの映画が上映の機会さえ与えられないまま埋もれていっている。
スターが出ていない、ストーリーが地味、大量宣伝が出来ない、知られていない国の作品、国内の新人監督の作品、昔の名作等々、商業的に成立が難しいものでも内容的に面白い映画はたくさんある。却ってそのような作品の方が、普段感じることの無い気持ちやイメージや文化など、いつもと違った面白さを感じさせてくれる。時と場所を遠く超えて観客に届けられる贈り物と言ってもいい。
だが、そんな映画を上映する場所が、ミニシアターを有する東京など大都市を除いて、地方から失われていっている。
地方で、そんな上映場所を自分の住む場所から無くすまいと頑張っている映画館の経営はどこも極めて厳しい。金沢ではシネモンドが年間150本にのぼる映画上映を続けているが、1映画館としての存続は厳しい状況だ。
イギリスやフランスなど欧州では映画を文化と捉え、多様な映画文化に触れる場所を全ての人に提供するため、地方都市に公設民営の映画館が設けられている例も多い。それが生活に豊かさをもたらし、地方文化の振興、引いては活性化に必須との考えからだ。昨年、金沢で開かれた全国の上映関係者の集まり「上映者ネットワーク会議2005」では、フランス・ナント市から文化事業の責任者を招いた。私も参加していたが、公設民営の映画館を核に文化事業を広げ市全体の街興しを実現しているその話に、参加者の多くが感銘を受けていた。
私は2年前に「金沢コミュニティシネマ推進委員会」の事を知り、微力ながら活動に加わっている。それ以前からシネモンドにもよく通い、その上映作品の多様さ・多さに驚きながら、(失礼ながら)よく経営が成り立っているものだと思っていたのだが、案の定、そうではなかったようだ。
委員会ではこれまでコミュニティシネマの実現に向け、コミュニティ映画祭、こども映画教室、年数回の特集上映などの活動を行ってきた。毎年秋の映画祭では普段、地方では観る事の出来ない作品を集中的に上映するが、毎回、県外からも含め多くの人に観に来て頂いている。映画館が無くなってしまった地域では有志により映画祭や自主上映が行われている例も多い。
スクリーンを通して様々な体験をし、映画・映像を通して人や文化や社会への興味を深めてゆける、そして誰もが気軽に足を運べる、街なかの恒常的な拠点としてのコミュニティシネマ。それを求める事は決して、1映画ファンの独り善がりではないと思う。
私達は多くの人の声を形にして活動を進める為に、3月末までに1万人という目標を掲げ、今、署名活動を行っている。
どうか御協力をお願いします。
金沢コミュニティシネマ推進委員会のHPはこちらから。(HPからの署名も可能です)
http://www.kanazawa-comcine.com/
今、北陸・金沢でコミュニティシネマ設立のための署名活動を始めている。
数年前から、全国各地で郊外の複合型映画館(シネマコンプレックス、以下、シネコン)が出来、その影響で街なかにあった映画館が次々と消えていっている。金沢も例外ではなく、かつて繁華街・香林坊にあった映画街も姿を消し、今や街なかにあるのはデパート内にある映画館シネモンドと成人映画を上映する駅前シネマだけだ。
そこで3年前に映画館のスタッフや映画ファンが集まり、金沢にコミュニティシネマを造ろうと言う運動を始めた。
コミュニティシネマとは、建物などハード面を自治体がサポートし、運営などソフト面をNPOなどの民間団体が担う「公設民営」の映画館だ。
ハリウッド作品など商業的に成立する映画はシネコンなど商業映画館で上映され、大量宣伝もあって映画は一見隆盛のように見える。しかしその一方で、多くの映画が上映の機会さえ与えられないまま埋もれていっている。
スターが出ていない、ストーリーが地味、大量宣伝が出来ない、知られていない国の作品、国内の新人監督の作品、昔の名作等々、商業的に成立が難しいものでも内容的に面白い映画はたくさんある。却ってそのような作品の方が、普段感じることの無い気持ちやイメージや文化など、いつもと違った面白さを感じさせてくれる。時と場所を遠く超えて観客に届けられる贈り物と言ってもいい。
だが、そんな映画を上映する場所が、ミニシアターを有する東京など大都市を除いて、地方から失われていっている。
地方で、そんな上映場所を自分の住む場所から無くすまいと頑張っている映画館の経営はどこも極めて厳しい。金沢ではシネモンドが年間150本にのぼる映画上映を続けているが、1映画館としての存続は厳しい状況だ。
イギリスやフランスなど欧州では映画を文化と捉え、多様な映画文化に触れる場所を全ての人に提供するため、地方都市に公設民営の映画館が設けられている例も多い。それが生活に豊かさをもたらし、地方文化の振興、引いては活性化に必須との考えからだ。昨年、金沢で開かれた全国の上映関係者の集まり「上映者ネットワーク会議2005」では、フランス・ナント市から文化事業の責任者を招いた。私も参加していたが、公設民営の映画館を核に文化事業を広げ市全体の街興しを実現しているその話に、参加者の多くが感銘を受けていた。
私は2年前に「金沢コミュニティシネマ推進委員会」の事を知り、微力ながら活動に加わっている。それ以前からシネモンドにもよく通い、その上映作品の多様さ・多さに驚きながら、(失礼ながら)よく経営が成り立っているものだと思っていたのだが、案の定、そうではなかったようだ。
委員会ではこれまでコミュニティシネマの実現に向け、コミュニティ映画祭、こども映画教室、年数回の特集上映などの活動を行ってきた。毎年秋の映画祭では普段、地方では観る事の出来ない作品を集中的に上映するが、毎回、県外からも含め多くの人に観に来て頂いている。映画館が無くなってしまった地域では有志により映画祭や自主上映が行われている例も多い。
スクリーンを通して様々な体験をし、映画・映像を通して人や文化や社会への興味を深めてゆける、そして誰もが気軽に足を運べる、街なかの恒常的な拠点としてのコミュニティシネマ。それを求める事は決して、1映画ファンの独り善がりではないと思う。
私達は多くの人の声を形にして活動を進める為に、3月末までに1万人という目標を掲げ、今、署名活動を行っている。
どうか御協力をお願いします。
金沢コミュニティシネマ推進委員会のHPはこちらから。(HPからの署名も可能です)
http://www.kanazawa-comcine.com/
「偽メール」の提供者を証人喚問するそうで ― 2006/03/26 23:49:50
呆れました。
与党代議士が対象でなければあっと言う間に証人喚問も実現するのですね。
自らの言動に恥と言うものを感じないようですね。最近の政治家という人たちは。
私が学生の頃でも政治の世界では理不尽な事が多かったと記憶していますが、少なくともその時、自らのやっている事に対して、恥ずかしい、という感覚はあったような気がします。
与党代議士が対象でなければあっと言う間に証人喚問も実現するのですね。
自らの言動に恥と言うものを感じないようですね。最近の政治家という人たちは。
私が学生の頃でも政治の世界では理不尽な事が多かったと記憶していますが、少なくともその時、自らのやっている事に対して、恥ずかしい、という感覚はあったような気がします。
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