地元選出の参議院議員の事務所に電話しました。2013/12/04 00:55:52

地元選出の参議院議員、山崎正昭氏とたきなみ宏文氏の事務所に電話しました。
勿論、「特定秘密保護法案」の廃案を求めるために。
とは言え、こんなこと、するのは初めて。どう切り出せばいいかも、やってみないと分からない。

山崎氏の事務所から。
HPに載っているのは放送会館にあるらしい事務所の電話番号。
電話を掛けると女性が出ました。
福井市在住の者であることと氏名を名乗り、こういう電話は初めてだが、止むに止まれず電話をしたことを告げました。
そして山崎氏は法案に賛成する意向なのかと尋ねると、山崎氏は議長なので採決には携われない、とのこと。
リサーチ不足!
ならば慎重な真偽をお願いしたい。衆議院のように地方公聴会を開き、そこで反対や慎重審議を求める声ばかりだったのに、翌日に強行採決というのは、随分と国民も舐められていると感じる。お願いします。と告げると、分かりました、伝えます。と、少なくとも電話口での対応はまともなものでした。

次にたきなみ氏の事務所へ。福井の事務所は出なかったため、東京の参議院会館の事務所へ。
出たのは先ほどよりもう少し若そうな女性の声。
同じ内容で切り出すと、議員がどうするかは把握していない、とのこと。では、と、秘密を守るのは分かるがそれは米国も同じこと。米国は独立した第三者機関によるチェックや秘密指定を覆す権限も持たせているのに、今回の法案にはそういう規定が何もないのはおかしい、と話すと、電話の最初では、(お電話)ありがとうございます、と言っていたのが、今、事務仕事で忙しいんですが、と言い、反対ということですね。伝えておきます。とそそくさと終わりたい気配。反対意見を聞く耳は持たない、ということか、と政府・自民・公明党と同じものを感じました。

全く、何の伝手もコネもない己の非力を感じますが、とにかく、やれることをやろうと思いました。
完全に、自民党、公明党の者たちは私たちをバカにしているのですから、ただ黙っていては更にこけにされることになるでしょう。

自衛隊適格者名簿?2013/12/04 01:57:04

自衛隊適格者名簿?
こういうものも、「特定秘密保護法」が通れば、そのうち、「国防」に関すること、とされて「特定秘密」に指定され、親も知らないうち子供らのことが「適格者名簿」として自衛隊に吸い上げられてゆくかもしれません。

今、そんなことを言っても、政府・与党の者たちはそんなことはない、と言うでしょうが、そうならない担保は、法案の中にどこにもありません。
そしてそうされても、「特定秘密」にされてしまえば、探ることも出来なくなるのです。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik2/2003-04-23/01_03.html

「特定秘密保護法案」2013/12/06 23:28:38

自民党、公明党の議員たちは、私たちの頭を踏み付けて、この法案を可決したのだ。
そのことを忘れない。

「秘密国家」は「無責任国家」。2013/12/10 01:37:55

朝日新聞「ポリティカにっぽん」(2013年11月19日付け)より

(前略)

 1972年の沖縄返還の裏に、米国が負担すべき土地原状回復費用を日本が肩代わりする密約があったことを暴いた西山さん(注記:当時、毎日新聞記者)の話は具体的である。

 2000年、アメリカは日本との沖縄返還交渉の外交文書を一挙に公開した。そこには西山さんがつかんだ密約が明らかにされていた。ふつうはそれで日本政府も兜(かぶと)を脱ぐだろう。ところが違った。外務省は密約の当時のアメリカ局長吉野文六氏を呼んで「密約は一切ないと言ってくれ」と口止めをした。吉野さんはOKした。外務省はあわてて日本側の資料を焼却した。1200トンに及ぶ量だった、と西山さんは語った。

 2006年、吉野さんは良心の呵責(かしゃく)からか、「密約に私が署名した」とマスコミに告白した。それでもなお、当時の安倍晋三官房長官、麻生太郎外相、河相周夫北米局長は「密約はない」と言い張った。このシラの切り方は尋常な「秘密体質」ではない。

 「アメリカでは、キューバ侵攻が失敗だったとケネディも認めた。イラク戦争の大量破壊兵器はなかったことも認めた。イギリス議会もイラク戦争を徹底検証した。これが普通の先進国である。日本にはそれがない」

 私(注記:当記事の筆者・早野透氏=桜美林大教授・元朝日新聞コラムニスト)は朝日新聞在社当時、夕刊「にっぽん人脈記」を主宰していたので、松本一弥記者に世界に飛んでもらって「イラク戦争検証」の連載記事を書いてもらった。元防衛官僚の柳沢協二さんが「検証 官邸のイラク戦争」という本を出した。しかし、政府与党として「自衛隊派遣」の是非についての検証と反省はまったくしていない。「秘密国家」は、過ぎ去ったことはそのままヤミに葬る「無責任国家」でもある。

(後略)
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