最高裁『教育研究集会の会場として公立学校の使用を不許可としたのは違法』2006/02/11 01:12:24

最高裁でこういうまともな判断がなされると思わずホッとします。
(ホッとしなければならない、なんて)悲しいことですが。
現在の文部省方針、学習指導要領に反対の議論を行うことが「教育上、悪影響があるから」というのはどういう理由なのでしょう。それでは国の定めた事しか議論しては駄目だと言う事になってしまいます。
呉市教委は、本当にまともに教育の事を考えているのでしょうか?

朝日新聞記事より
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000000602080001

広教組喜びの会見/「教研集会」最高裁勝訴
2006年02月08日

 教育研究集会の会場として公立学校の使用を申請したのに不許可としたのは違法だとして県教職員組合(広教組)が呉市に損害賠償を求めた訴訟は7日、最高裁が市の上告を棄却し、市に50万円の支払いを命じた二審・広島高裁判決が確定した。広教組は広島市内で記者会見し、「教職員の当然の権利を認めた判決」と評価した。
 99年、同市立二河中の使用許可を申請したところ「教育上の悪影響」などを理由に不許可とされたことを不服として広教組が提訴した。一、二審ともに「使用を拒否する正当な理由が見あたらず市教委に裁量権の逸脱がある」として広教組側が勝訴していた。
 山今彰委員長は「教職員の教育研究の自由を大きく評価し、多様な価値観を認めた判決だ」と評価。代理人の外山佳昌弁護士は「学校の先生が学校の施設を使って教育について議論するという当たり前のことが認められた」と話した。
 一方、呉市教委の堀久眞教育長は「大変厳しい判決と受け止めている。関係機関などとも協議しながら、今後の施設使用許可についての方針などを検討していきたい」などとした談話を出した。

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