映画「靖国YASUKUNI」上映妨害問題 ― 2008/04/03 01:47:37
4月2日付けの全国主要紙ー朝日、毎日、東京、読売、産経が、いずれも映画「靖国YASUKUNI」の上映妨害問題を社説で取り上げました。
異例の事態です。
朝日
http://www.asahi.com/paper/editorial20080402.html?ref=any
http://www.asahi.com/paper/editorial20080330.html
毎日
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20080402k0000m070158000c.html
http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/news/20080402k0000m070154000c.html
読売
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080401-OYT1T00816.htm?from=any
東京
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2008040202000319.html
産経
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/080402/tnr0804020305000-n1.htm
日頃、主張の異なる各紙ともさすがに危機感を抱いたということなのでしょうが、それでも、読売は櫻井よしこ氏の講演妨害事件も並べて、悪いのは右翼だけじゃない、みたいなスタンスを出してますし(この類いの事件では、東京都国立市が予定していた上野千鶴子教授の講座が東京都からのクレームで中止になった事件もあります)、産経に至っては、さすがにこれは何か言っておかないとまずい、という理由で社説を出したのでは? 本音は違う、みたいなところが伺われます。『憲法を持ちだす問題だろうか』、と疑問を呈しているのには、本当にこの人たちは新聞記者なのか? と思わざるを得ません。
今回の事件を引き起こしたのは稲田朋美代議士の事前試写会要求ですが、稲田代議士は外国人特派員協会で記者会見を行ったようです。
http://www.news.janjan.jp/government/0803/0803283785/1.php
しかしながら、
試写会を要求した時点でこの映画についてそれなりに情報収集をした筈だから、この時に、4月には一般公開される事は分かっていた筈。
それなのに、
『この映画を見たいと文化庁に言った。……私たちの勉強会に文化庁が借りてきて映画を見せるということになっていた』と言いながら、
『公開の前に見せろと要求したことはない』
と言っているのは理屈が分かりません。
また、この映画への公的助成金拠出をおかしいと言っていますが、稲田代議士自身、この映画は見させる(力のある)映画だ、と会見上、言っています。だったら、この映画は、映画として、表現として価値があるということであり、文化創作への助成金拠出の対象としては間違いではない、ということです。
しかし、外国人特派員協会での記者会見というのは、どうなのでしょう?
勿論、それ自体はどんどんやってもらえばいいのですが、それより先に、何故、国内報道機関との記者会見がないのか?
おかしいです。
異例の事態です。
朝日
http://www.asahi.com/paper/editorial20080402.html?ref=any
http://www.asahi.com/paper/editorial20080330.html
毎日
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20080402k0000m070158000c.html
http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/news/20080402k0000m070154000c.html
読売
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080401-OYT1T00816.htm?from=any
東京
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2008040202000319.html
産経
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/080402/tnr0804020305000-n1.htm
日頃、主張の異なる各紙ともさすがに危機感を抱いたということなのでしょうが、それでも、読売は櫻井よしこ氏の講演妨害事件も並べて、悪いのは右翼だけじゃない、みたいなスタンスを出してますし(この類いの事件では、東京都国立市が予定していた上野千鶴子教授の講座が東京都からのクレームで中止になった事件もあります)、産経に至っては、さすがにこれは何か言っておかないとまずい、という理由で社説を出したのでは? 本音は違う、みたいなところが伺われます。『憲法を持ちだす問題だろうか』、と疑問を呈しているのには、本当にこの人たちは新聞記者なのか? と思わざるを得ません。
今回の事件を引き起こしたのは稲田朋美代議士の事前試写会要求ですが、稲田代議士は外国人特派員協会で記者会見を行ったようです。
http://www.news.janjan.jp/government/0803/0803283785/1.php
しかしながら、
試写会を要求した時点でこの映画についてそれなりに情報収集をした筈だから、この時に、4月には一般公開される事は分かっていた筈。
それなのに、
『この映画を見たいと文化庁に言った。……私たちの勉強会に文化庁が借りてきて映画を見せるということになっていた』と言いながら、
『公開の前に見せろと要求したことはない』
と言っているのは理屈が分かりません。
また、この映画への公的助成金拠出をおかしいと言っていますが、稲田代議士自身、この映画は見させる(力のある)映画だ、と会見上、言っています。だったら、この映画は、映画として、表現として価値があるということであり、文化創作への助成金拠出の対象としては間違いではない、ということです。
しかし、外国人特派員協会での記者会見というのは、どうなのでしょう?
勿論、それ自体はどんどんやってもらえばいいのですが、それより先に、何故、国内報道機関との記者会見がないのか?
おかしいです。
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