「私のマルクス」(佐藤優 著) ― 2008/04/28 00:51:41
「私のマルクス」を読みました。
元外務省高官で、鈴木宗男代議士の汚職疑惑関連で逮捕、起訴された佐藤優氏の著作です。
今は保釈され、上告中のようですが、雑誌への寄稿や著作を見ると、学問に造詣が深いようで、ちょっと変わった方のようです。
この本は著者の高校から大学院にかけての自伝のようなものですが、マルクス主義と無神論という大きな2本柱に学問の精力を傾けていた当時の様子が伝わってきます。
マルクス主義と無神論! 汚職関連で逮捕された人物という印象からは大分、異なります。この本を読んだだけでも、生半可な知識でないようで、そこら辺のいい加減な評論家や学者は吹っ飛んでしまいそうです。
しかも、同志社神学部にいたということはボンヤリと知っていましたが、どうも私と同じ4年間を京都で過ごしていたらしい、ということが分かりました。
佐藤氏は院にも行ったので更に2年長いのですが、1979年入学とは、私と同じです。
私は立命館でしたが、最初の2年は広小路学舎にいて同志社は近かったですし、実際、同志社のキャンパスや、本にも出てくる、烏丸通り向かいの学生会館らしき所にも行った覚えがあります。多分、何かの上映会だったのでしょう。
また、先日、15年振りくらいで大学時代のサークル仲間と京都で集まったのですが、その時行った、四条京阪のレストラン「キエフ」は、当時、佐藤氏の所属した神学部自治会の行きつけだったそうで、思わぬ懐かしさを感じてしまいました。
ただ、当時、私の世代は既に大学紛争も終わり、平和な日々を過ごしていたのですが(^^;)、同じ時に同志社では、まだ熱い闘いが終わっていなかったのだとこの本で知り、驚きました。
元外務省高官で、鈴木宗男代議士の汚職疑惑関連で逮捕、起訴された佐藤優氏の著作です。
今は保釈され、上告中のようですが、雑誌への寄稿や著作を見ると、学問に造詣が深いようで、ちょっと変わった方のようです。
この本は著者の高校から大学院にかけての自伝のようなものですが、マルクス主義と無神論という大きな2本柱に学問の精力を傾けていた当時の様子が伝わってきます。
マルクス主義と無神論! 汚職関連で逮捕された人物という印象からは大分、異なります。この本を読んだだけでも、生半可な知識でないようで、そこら辺のいい加減な評論家や学者は吹っ飛んでしまいそうです。
しかも、同志社神学部にいたということはボンヤリと知っていましたが、どうも私と同じ4年間を京都で過ごしていたらしい、ということが分かりました。
佐藤氏は院にも行ったので更に2年長いのですが、1979年入学とは、私と同じです。
私は立命館でしたが、最初の2年は広小路学舎にいて同志社は近かったですし、実際、同志社のキャンパスや、本にも出てくる、烏丸通り向かいの学生会館らしき所にも行った覚えがあります。多分、何かの上映会だったのでしょう。
また、先日、15年振りくらいで大学時代のサークル仲間と京都で集まったのですが、その時行った、四条京阪のレストラン「キエフ」は、当時、佐藤氏の所属した神学部自治会の行きつけだったそうで、思わぬ懐かしさを感じてしまいました。
ただ、当時、私の世代は既に大学紛争も終わり、平和な日々を過ごしていたのですが(^^;)、同じ時に同志社では、まだ熱い闘いが終わっていなかったのだとこの本で知り、驚きました。
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