高福祉高負担2009/06/12 00:13:35

昨日、今日の朝日新聞に、高福祉国家スウェーデンの紹介記事が載っている。

印象に残ったところ。
ーーボルボに働いていたが解雇された三五歳の男性。就職の目処は立たず失業保険に頼るしかない。
愛車を売り、狭いアパートに引っ越した。だが、
「学校は無料で子どもの出産費用もかからなかった」
税金は高いけれど払い続ける、らしい。

失業してすぐに仕事が見つからなくても、それで路頭に迷うと言うことはない。
失業保険で何とかやってゆける、子どももそのまま学校へ通わせることが出来るし、医療費も心配の必要がない。
それなら、いざと言う時も安心出来るだろう。
セーフティネットとは、こういうことを言うのだ。

これほどの高負担高福祉の背景には、政治に対する市民の厳しい「目」がある。
チョコレートを公費で購入した国会議員が政界を一時追われたこともあったという。
『重い負担を国民が受け入れるのは、政治への信頼があるからこそ』

考えてみれば、だから、日本の政治家は高負担高福祉をいやがるのではないか?
高負担となればいやが上にも国民の政治への目は厳しくなる。
政治家にとってみれば、それよりも低負担で国民が余り政治に興味を持ってくれない方が助かる。
その方がより、好き勝手をしやすいから。
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