あけましておめでとうございます2010/01/01 00:00:01

つらつらと書き込んでいる当ブログですが、
本年もまたよろしくお願いします^^

昨年1年間(2008年12月〜2009年11月)までに劇場で観た映画の中からのベスト10です。
鑑賞本数はちょうど100本でした。^^
()内は(監督/脚本)

1.『ヴィヨンの妻』(根岸吉太郎/田中陽造)
 海外映画祭で監督賞を取ったのも納得。役者、セット、美術、どれにも目を瞠らされる。
2.『愛のむきだし』(園子音/園子音)
 これは凄い! 父と息子の話から急速に破天荒にストーリーが膨らみ、それが最後にはア・ボーイ・ミーツ・ア・ガールのテーマに見事に収斂してゆくという、4時間という上映時間を何ほどにも感じさせない弩級作品。
3.『グラン・トリノ』(クリント・イーストウッド/ニック・シェンク)
 『愛のむきだし』とは真逆に、シンプルで鋭利なストーリーの中にアメリカの再生(への希望)を見事に謳い上げた。
4.『誰も守ってくれない』(君塚良一/君塚良一、鈴木智)
 現代日本の病んだ一面を真っ正面からドラマ化。主人公たちの行き先を最後まで安易に流れることなく追い続け、2時間の中に切り取った。
5.『サマーウォーズ』(細田守/奥寺佐渡子)
 観て感激! ネット社会とリアル社会の融合という真新しい世界に、戦国時代の末裔たる大家族の協力をバックに現代の若者が挑む。虚と実、旧と新の混じり合う中で、変わらないもの(変わって欲しくないもの)を描く。
6.『その日のまえに』(大林宣彦/市川森一(映画台本:大林宣彦、南住根)
 齢70の監督にして、この瑞々しさ!? 起承転結などない。全てが、転、 端役などいない。スクリーンにいる者全てが主人公。 至福の2時間20分!
7.『ノン子36歳 家事手伝い』(熊切和嘉/宇治田隆史)
 主人公ノン子の、そして彼女を取り巻く男達の描写にヒリヒリするような痛みを感じる。 この先、どうすればよいのかという、ノン子が抱えているであろう悲鳴が、響いてくる。
8.『モンスターvs.エイリアン』(ロブ・レターマン、コンラッド・ヴァーノン/ロブ・レターマン他)
 ここまでモンスター映画、怪獣映画のテイストをしっかりと描いたアニメ映画は初めてでは? ストーリー、構図、演出、どれを取っても、怪獣映画ファンなら観ていて嬉しくて堪らないはず。
9.『大阪ハムレット』(光石富士朗/伊藤秀裕、江良至)
 原作も傑作だが、映画も傑作。ラスト・シーンで母ちゃんが呼ぶ、その言葉が、この映画のテーマを表している。
10.『ハルフウェイ』(北川悦吏子/北川悦吏子)
 編集に岩井俊二氏が入っているせいか、岩井テイストの作品だ。セリフや仕種など、実際のそれを切り取ったかのような自然な感じが観ていて心地よく、その中で大学受験を前に、恋に揺れる主人公(北乃きい)が瑞々しい。

詳細は以下のサイトでどうぞ。
「映画日誌」
http://homepage.mac.com/filmac/eigamap/fukuimap/diary_year.html

企業の在り方2010/01/05 01:58:44

朝日新聞記事より(2010年1月3日付)

長野。伊那食品。
地元農家の冬場の副業だった寒天製造にこだわり、社員約400人の1割を開発部門に配置、用途を健康食品から化粧品、医療に広げてきた。
国内シェア8割。創業以来、2005年度まで「48年間増収増益」。
「社員の生活が大事」と工場は午後5時まで。
株主が求めがちな短期の収益を意識すると、人件費を削減したり下請けに無理をさせることになるから、と株式上場を断わり続ける。

「人件費を『コスト』と考えること自体がおかしな話。企業は儲けるためではなく、みんなが幸福になるための手段。大事なのは働く人が失業せず、生活が続けられるよう企業が永続すること。雇用をつくり、税金を払って社会に貢献しながら、木が年輪を重ねるように少しづつ無理なく成長すればいい」(塚越寛会長)

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岐阜県。未来工業。
退職は71歳の誕生日の前日までに自分で決めればいい、という再雇用制度。手当ては減るが給料はピーク時の60歳の水準が維持され年700万円余り。
「全員正社員」で日本一短い労働時間(1日7.25時間)。年休は140日前後。育児休暇は3年。これで創業以来、赤字なし。
社員食堂などの脇に置かれた「ポスト」に社員がアイデアをいれる。約800人の社員の3分の2が年に20件以上を提案。ユニークな製品を次々、産みだしてきた。

「生き残るには一人一人が製品や仕事の差別化で工夫するしかない。それには働く人がやる気を起こす会社にするのが一番、近道だった」(山田昭男相談役)

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お題目でなく、実際に地元と共に生きるための企業。
地元の人たちが幸福に暮らしてゆけるための企業。
勿論、その裏には、社員一人一人の仕事への集中度、創意工夫があってのこと。言うは易く行うは難し、かもしれませんが、
「企業は儲けるためではなく、みんなが幸福になるための手段」
という言葉には、目が覚める思いです。

朝日2010/01/17 17:07:05

朝日を見るなんて、滅多にないのですが・・・(笑)

ロバート・B・パーカー氏、死去2010/01/22 00:59:19

誘拐
ああ、

もうこれで、スペンサーを読むことは出来ないのか・・・。

自然エネルギー2010/01/23 19:26:27

銚子沖に大規模洋上風力発電施設をつくることにより、日本の電力需要の95%をまかなうことができる、という試算があるそうです。(環境エネルギー政策研究所の飯田哲也さんのお話、のまた聞きですが(^^;))

また、恐らくこれに関連したものでしょうが、
東京大学大学院工学系研究科総合研究機構が2004年にシミュレーションしたデータでは、銚子沖10kmの洋上に風力発電施設を設置すると、その発電可能量は年間94TWhに達し、東京電力の年間供給電力量の32%に相当する、とのことです。

電力会社や政府は温暖化対策と称して原子力発電を進めることに躍起になっていますが、今後、増えてくる廃炉に係るコストもどれだけになってくるか不明、発電後の高濃度放射能廃棄物の処分方法もまだ不明、模索中で、これも天文学的なコストがかかることを想定すれば、自然エネルギーの開発に注力する方がよほど現実的に思えます。
勿論、自然エネルギーの開発にも多くの課題があるでしょうが、原子力発電が引き起こす問題、課題に比べれば遥かに容易なはずです。

internet新聞JANJAN
http://www.news.janjan.jp/living/0802/0802190094/1.php

東京大学大学院工学系研究科総合研究機構
シミュレーション資料
http://windeng.t.u-tokyo.ac.jp/posters/2004_jwec.pdf

ブラッディ・マンデー2010/01/23 20:24:27

相変わらず、ストーリー展開にもかかわらず、緊迫感のないドラマですね。

それにしても、
最近、TVドラマに出てくるパソコンって、Macが多くなったような気がします。
「相棒」もそうですしね。

本当に警視庁でMac、使っているんだろうか?
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